工法・構造
安心の構造・充実の仕様
基礎・構造
家全体をしっかり支える強固な基礎と、大きな揺れにも耐えられる安心構造にこだわりました。

- 梁と柱には、安定した強度を保つ集成材
- 三愛地所の家は地震に強い構造ですが、さらに床梁や柱には安定した強度の集成材を採用。集成材は工場で乾燥して成形されるため、品質が一定で狂いが少なく、耐震性、耐久性を一段と向上します。

- 1・2階の床と壁を構造用合板で補強
- 建物の1階と2階の床面(水平面)を強化するため、土台、梁などの床には24mmの構造用合板、壁(垂直面)には9mmの構造用パネルを貼り付けました。それにより床と壁全体が一体化するため、変形が抑えられ、地震の横揺れにも高い効果を発揮します。

- コンクリート強度24N/㎟の、
頑強でクリーンな基礎にこだわりました - 家全体の重量を支え、地震などの外力から住まいやご家族を守るのが基礎の役割です。三愛地所では日々の安心をさらに大きくするために、頑丈な基礎に徹底的にこだわり、コンクリートの基礎幅を150㎜に設定。また基礎の外側を断熱材で覆い、床下を機械換気することで開口部がなく、強度がさらに高まります。このことによって外気による温度変化や湿度の影響を受けない、クリーンな床下環境をつくりだします。

- 火災リスクを食い止める省令準耐火構造
- 省令準耐火構造の住宅とは、建築基準法で定める「準耐火構造に準ずる防火性能を持つ建物」のこと。住宅金融支援機構が定める基準に適合する住宅を指します。具体的には以下の3つの要件があり、これに適合すれば火災保険の掛け金が割引になるメリットもあります。
- 火災保険料は鉄筋コンクリートと同じ料率
- 火災保険料は建物の構造区分によって、保険料が異なります。三愛地所の家は省令準耐火構造であるため、鉄筋コンクリートと同じ料率(一般の木造住宅の約半分)が適用になります。

断熱性能
ほどよい夏の涼しさと快適な冬の暖かさを提供する、理想的な室内環境をつくりだします。
- 1充填断熱(内断熱)
- 構造体の内側に隙間なくグラスウールを
充填するため、内断熱を採用! - 三愛地所の家は、建物の柱と柱の間にグラスウールなどの断熱材を充填する内断熱を採用しています。これは一般的に広く利用される工法で、施工性が良く、断熱性や吸音性にもすぐれています。またグラスウールは無機繊維系素材なので、火災のときにも有毒ガスを発生しないメリットもあります。
- 2付加断熱
- 家を外側からまるごと断熱材で包み込むため、
トータルな高断熱・高気密性能を実現し、
さらに断熱性能がUP。 - 付加断熱とは、充填断熱をした家に、さらに外張断熱を施す方法。建物全体を断熱材で隙間なく覆うので、断熱性能はもちろん気密性アップにも役立ちます。他に、付加断熱は断熱材の切れ目(熱橋)がないので断熱層が均一になるというメリットもあります。
- 3基礎断熱
- 断熱は外壁、屋根だけでは不十分。
それを補う、基礎断熱という考え方。 - 充填断熱と付加断熱のほか、基礎の外周部のコンクリート立ち上がりの外側に断熱材を施工することで、断熱性をさらに高めるのが基礎断熱です。基礎コンクリートの外側を断熱材で直接覆い、床下から入り込む冷気を遮断。コンクリートは熱容量が大きいので一度暖まったら冷めにくい性質があるため、床下の温度環境は著しく向上します。

- 世界トップクラスの断熱性に優れたトリプルガラス。結露を防ぐ樹脂サッシ。
- ガラスとしては最も断熱性が高い16mmの中空層が2層。そして中には空気よりも熱伝導率の低いアルゴンガスを封入。冬は室内の熱を逃がさず、夏は強い陽射しと紫外線をカットします。さらに熱伝導率の低い樹脂サッシを併用することで結露防止にもなり、住まいの省エネ性を一層高めてくれます。

※掲載のイラストはYKKap社APW430の断面図となります。
- 水に浮くほどの超はっ水性能を発揮する
オリジナルグラスウール、「SUN-I-ZERO」。 - 内断熱には、超はっ水加工で水分を寄せ付けない「オリジナルグラスウール SUN-I-ZERO」を使用。空気層のカビや結露といった弱点を克服した、熱伝導に優れた高性能グラスウールです。また吸音性に優れ、機械室や音楽スタジオなどの防音、住宅の防音床材としても幅広く利用されています。

- 24時間換気システム「ルフロ®400」。
- 従来の換気システムは排気の流量を調節できないものが多かったのですが、三愛地所では室温や湿度に応じて、排気の流量が調節できる機能的な排気型換気システム「ルフロ®400」を採用。低ランニングコストで、きれいな空気環境を実現します。

標準設備・仕様
フリーオーダー住宅I-Stage
フリーセレクト
下記標準設備・仕様は参考価格のための目安です。
実際には、お好きな設備をご自由にお選びいただけます。
キッチン






浴室






洗面化粧台






トイレ






外壁





玄関ドア・サッシ










フロア・室内ドア







オプション




【OPTION仕様】制震
- 制震への回答。「MIRAIEΣ」装備へも対応可能。
- 余震など繰り返しの揺れを考えると、耐震だけでは十分だとは言い切れません。
MIRAIEΣは、「制震」技術を暮らしに取り入れ、万一の地震に備えませんか。
- 「制震」安心・安全な住まいを、お手軽に。
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- 「守る」これからの家を守る、最新の地震対策。
-
ご家族が暮らす大切な住まいを守る地震対策は、耐震だけで十分でしょうか。住まいの耐震性をさらに高めることは重要です。しかし、本震に続く余震のこと、また地震後の暮らしのことも考えると、耐震だけで安心だとは言い切れません。そこで、私たちがご提案したいのは「制震」。住宅用制震ダンバーMIRAIEΣ[ミライエシグマ]は、住まいの持つ耐震性を損なうことなく、新たな性能を加え、本震だけでなく、繰り返し来る余震にも強い、より安心・安全な住まいづくりをお手伝いします。
耐震だけではなく、「制震」という最新技術を。
あなたの住まい、耐震だけで安心・安全だとお考えですか?
耐震
柱・梁・壁などの強度で
地震に対抗する。
揺れに「耐える」地震対策制震[MIRAIEΣ]
揺れを吸収する装置で
地震に対抗する。
揺れを「制御する」地震対策
- 「備える」いつか来る、地震に備える。余震に備える。
-
2000年に施工された新しい耐震基準の住宅は、震度6強クラスの大きな地震でも、1回では倒壊しないように設計されています。しかし、この耐震基準は、本震から住宅を守ることを想定しており、その後の余震までは考慮されていません。もし本震で柱や壁などの構造躯体がダメージを受けていれば、それに続く余震の規模や回数によっては倒壊する可能性も高まります。また、屋根、外壁、窓ガラス、内装などの被害状況によっては、生活できなくなることも考えられます。
たとえ住まいが無事でも修繕にお金がかかっては大変です。
何百万円も必要になることもある大地震後の補修費リスクを抑えます。地震の揺れにより損傷を受ける箇所は数多くあります。それぞれ補修が必要になった場合、高額な費用が発生する可能性があります。MIRAIEΣは地震の揺れを吸収、低減するので、住まいの損傷を軽減し、補修費発生リスクを低減することができます。
- ドア、サッシなどのゆがみ
- 外装材の剥離
- 窓ガラスの破損
- 筋交いや補修金物等の損傷・・・など
- 「実証」熊本地震の前震級と本震級の揺れを再現した制震効果の実大実験。
-
震度7相当の揺れに9回耐えたMIRAIEΣが住まいを守ります。
- 実大実験結果(2018年2月京都大学防災研究所)
- 震度7相当の地震波を9回与えても、
倒壊しませんでした。
MIRAIE Σを装着した耐震等級3相当の木造建築建物に対して、2016年4月に熊本地方で大きな被害を出した熊本地震の前震級と本震級の地震波を入力。さらに震度7の本震級の地震波を繰り返し入力し、建物の上層と下層の揺れ幅(層間変位)を測定。この結果、震度7相当の地震波を9回与えても安全限界 まで達する事なく、倒壊しないことが実証されました。
- ※12017年1月京都大学防災研究所での実大振動台実験。加振2回目(本振動+本振動)の結果による。
- ※2日本建築防災協会の資料による(1/45rad)
- 「低コスト」設置箇所が少なく施工も簡単、低コストです。
-
1階に4カ所※設置するだけで
制震効果が得られます。※延べ床面積140平米(㎡)以下の平屋、及び2階建て住宅の場合、但し多雪地域は除く
X方向、Y方向への最適配置により、1階だけの設置で家全体を守ることができます。 X方向、Y方向に、ダンバーが作用するよう設置。1階だけの設置で十分な制震効果が得られます。また、間取りを考慮しながら、側端部配置と中央部配置という2種類の配置位置が選べます。免震システムと比較し、低コストで導入いただけます。
※商品のデザインは一部変更になる可能性がございます。
- 「メンテナンス性」メンテナンスは不要なので暮らしの負担とならない。
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90年間※1制震特性はほとんど変わりません。
揺れを熱に変えて吸収する「高減衰ゴム」。
長期に渡り、地震に備えます。エネルギー吸収材に使われる「高減衰ゴム」は、ほとんど弾みません。これは運動エネルギーを熱に変えて吸収・発散するためです。90年間メンテナンス不要なので、手間もかからず、エネルギー吸収材に最適な素材です。
高層ビルや橋の制震ダンバーに使われる技術を住宅へ転用したMIRAIEΣ。
住友ゴムの独自の技術から誕生した「高減衰ゴム」は、高層ビルや橋などの制震ダンバーに使われています。特に橋梁ケーブル用ダンバーでは、国内で多く使用される信頼性の高い素材です。
- ※1促進劣化試験の結果により(高減衰ゴムダンパー部分において)